悪意の解放・善意の発露 

つまりは、こっそり言いたいことを言うブログ

とはいえ、私も「反トランプ」なんだけどね

何回にも分けて、「反トランプ勢の気味の悪さ」を書いてきたけれど、本当のところ私も「反トランプ」ではある。

 

理由の一つは「銃」だ。

ヒラリーもなんだかんだ言って「全米ライフル協会」との影の癒着が指摘されてきたけれど、亭主は銃規制を進めてきた人間でもある。トランプは銃所持の肯定派だ。

人を殺す道具は銃だけじゃない。人を殺すつもりの人はどうやっても殺すだろう。しかし、そこの銃があるだけでハードルはぐっとさがる。銃と犯罪についての考察はまた気が向いたら書くけれど、とにかくアメリカの銃に対する姿勢は異常だ。

外国人としても、アメリカに住んでいた人間としても、銃は即刻全面的に規制すべきだと思っている。

「でも、犯罪者だけが銃を持っていたら市民はどうやって身を守るんだ?」とアメリカ人はいう。何言ってんだ。即刻「刀狩り」を行うんだよ。アメリカの全住民に。それこそ不法滞在者や旅行者も含め、全員にだ。善人を犯罪者にしないためにも、それは絶対に有効だと私は思う。

 

 

 

 

もうひとつは「難民」だ。

不法移民については、

トランプ批判への違和感 その1(不法移民について) - 悪意の解放・善意の発露

で書いた通り、私はあまり肯定的ではないけれど、難民は別だ。

 

だいたいシリアの難民を作り上げたのは一体誰だ?

現在オンタイムで代理戦争を繰り返しているやつらは誰なんだ?

EUの連中も同じだ。利益を貪るためか、それとも純粋に義憤にかられてか知らないが、お前らがシリアをかき回したんだろ。

ロシアと中国との戦争を、シリアの人たちにさせているってことは、世界中の人間が知ってる。

難民はその犠牲者だ。

 

だったら。

「難民にテロが紛れている危険性」を甘んじて受け入れろよ。

難民のみなさんは、ロシアや中国にいくよりは、アメリカやEUのほうがいいってさ。

 

てめえのおケツはてめえでお拭きなさいませな!

 

 

 

最後に。

アメリカが保護主義に転換したい気持ちはよくわかる。もう世界に君臨する保護者兼ヤクザである「アメリカ」をやめたいんだと思う。もうその力もないしね。ジャイアンも年を取りすぎた。

自分に寄っかかっている連中を振り払い、経済が失速しようとも、夢が見られなくなろうとも、ボロボロになりながら諸外国に愛想を振りまくくらいなら、質素に生活したほうがマシだとも思うだろう。

 

でもな。

 

お前らが散々世界にちょっかいだして、好き放題荒稼ぎしたことが帳消しになると思うなよ!

 

アメリカ第一、大いに結構。

国を守るのが政府の第一の仕事だからな。

 

でもアメリカが伸ばした触手は、もう世界じゅうの地面に絡みついて、切れることなんてないんだよ。

気の毒だし、旧に失速されても困るから、ソフトランディングの道を世界中が模索するだろうけれど。

自分たちだけ殻に閉じこもって、世界の問題から逃げられると思ったら大間違いだ。

 

 

力を失ったアメリカの、言いなりになる必要はもうないんだよ。

まあ、メキシコ以外は。