わざわざお金を払ってまでスペースを確保して本音を垂れ流す
ゴミを出す時に、お金を払わなくてはいけなくなったのはいつからだろう。
あの時の感じに似ている。
私はフェスブックやらツイッターやらで、それなりに日々のよしなしごとを、そこはかとなく書き作っているし、リアルでもそれなりに楽しく過ごしているわけなのだが。
世の中が面倒になったからか。
私が守りに入ったからか。
私が言いたいことを言って、私が嫌われるのは全く構わない。
それで離れていく人間関係などもとより必要ない。
でも。
私が好き放題言って、そこにいる私の好きな人たちが傷つくのはちょっときつい。
歳はとりたくないものだなぁと思ったり。
そんなわけで。
金を払って、広告もつけずに、こんな宇宙の海の底で、ぼそぼそと呟く場所を作ってみた。
チラシの裏にでも書いておけとも思うが。
以前、何かのきっかけでいい歳をしてひどく傷ついたときに、私の求めている言葉を探してネットの海をさまよったのだが、ついぞ見つからなかったことがあって。
そんなわけで。
あのときの私が、この私を見つけて、慰められてくれるよう、そのためだけにこのスペースを買った。
あのときの私が、私を見つけてくれたらいいと思う。
私の言葉で傷つくみなさんは、申し訳ないがここから出て行っていただけたらと思う。
これは私が垂れ流すゴミのようなものなんだから。